昨年中国を訪問した時、上海近郊の縫製工場を見学した。
若い中国人社員が日本向けのGパンを見せていった。
1000円以下で売られている低価格ジーパン
日本人はお金持ちなのになぜ安物が好きなのですか?
と首をひねっていた。
日本向けのジーパンは原価が20元(約260円)ですが
「中国では、とてもこんな粗い作りのものは売れません。」
といって中国で売っているジーパンの縫い目と日本向けの
ポケットの黄色い縫い目の違いを見せた。
聞いてみると中国国内向けは、原価が40元だと言います。
因みにアメリカ向けは100元で卸しているんだそうだ。
日本からの注文は、手を抜いてもいいから安く作れといってくるそうだ。
まあ安いに超したことはないが、チットばかしプライドを傷つけられたね。
紅衛兵だった若者達が文化大革命を成し遂げるころ、日本と中国の
経済は親と子ほどの違いがあった。
ところが今はどうです。全くあの頃の元気な日本はどこへ行っちまったんだ。
おまけに中国の元気なアンチャンの言い草にぐうの音も出ませんでした。
この時60歳、私は思ったんです。まだまだこれからも頑張るぞとね。
たかが激安ジーパンの値段ぐらいでと思ったが、なぜかいつまでも
心の片隅にひっかかったまま消えません。
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