湧水、天然水、清水、山の名前がついた水、日本人が水を買って飲むようになったのはいつ頃のことだろう。今ではおびただしい数の銘柄の水を売っている。
奥大山のおいしい水のボトル
子供のころは遠足に行くときは水筒に水や茶を入れて持って行った。のどが乾けば水飲み場で、水道の蛇口から出る生ぬるい水でも、ありがたく飲んでいた。
佐治谷の奥の、山の中腹にあった母方の祖父の家の井戸水は、年中温度が変わらず美味い水だった。
今では田舎でも、井戸水を飲むということはなくなってしまった。今は海外の山岳の水や軟水、硬水、海洋深層水などペットボトルでどこでも売っている。
県境の森の中を流れる清流
車で実家に帰る時、忘れず用意するのは愛用の水筒である。国道53号線で中国山地の黒尾峠をのぼりつめると、鳥取県と岡山県の県境がトンネルになっている。
この鳥取県側のトンネルの入口に「日本一おいしい水」という湧水があり、この水を水筒に入れて往復の道中に飲むことにしている。
いつの日だったか、ここの水を飲んでから、「水に味がある」ことを知った嬉しい場所である。
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