あと1年あまり、65歳になったら、
現役引退をする予定だ。
病(脳梗塞)に倒れてからは、仕事は
できなくなった。
現世での暮らしは、77歳に設定しているが
ちょっと無理かも知れないねえ。
現役引退後は、趣味の読書をして過ごすことになる
ひとりで、周りに迷惑をかけないでねえ。
若いころから読んだ本をじっくりと読み返すつもりだ。
昔、尊敬する会社の先輩から「給料の1割は本を買って読め。」
と教えられたことを今でもかたくなに守っている。
わずかの年金だけが頼りであるが、これだけは今後も
ずっと続けるつもりだ。
と言っても今は、雀の涙ほどの実入りだから
たかが知れてはいますがね。
実家の二階にも、箱に詰めた蔵書が眠っている。
母が生前「戸の建てつけが悪くなったから、
重たい本を何処かへ移したらどうか。」といっていたな。
長男である私が、よその国へ持って行って
そこでゆっくり読み返すなどとはと言えず
そのうち離れにでも移すからと言っておいた。
これらを海の向こうの浜辺の村に運ぶことにしている。
かなりな量になるから、20フィートのコンテナで運ぶことになる。
結構な運搬代金になるなあ。 生きている間に、読み終えるかな。
それもわからないが、とりあえずそんな計画を立てている。
荷づくりもボチボチ、はじめてはいるんですがね。
そんなわけで、毎日たのしみながら、終の棲家の準備に
にいそしんでいる今日このごろってところです。
脳梗塞という病気の症状は様々あるようですが
わたしの場合は、とうとう両方の足と手に
出てきました。歩くにはとても注意が必要です。
杖がなければ、とても危なっかしくてイケません。
平衡感覚がかなり後退しています。
寒いと身体全体が委縮して、よちよち歩きの
3歳児くらいでしょうか。
どうも鳥取での冬の暮らしには耐えきれないようです。
でまあ、南の島で余生が送れたらと思っています。
かねてから、もう6年くらい前から大方の
準備はできてはいます。1年くらいかけてじっくり
移住計画を立てて実行することにしています。
なんといっても温暖な気候と物価が安いのと田舎暮らしが
少しでも長く生きながらえることができると思っています。
まあ、ボチボチいやヨチヨチ歩んでいきますよ。
いつも、気にかけて頂いてありがとうございます。 たぬち庵