山頭火

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2009年12月10日

山頭火


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本日はまた、放浪の俳人・種田山頭火が、大正15年から行乞流転の旅の途上で「うたふ」自由律俳句を紹介します。


 遠くなり  近くなる  水音の一人   山頭火


滝1.jpg



山頭火の旅日記によれば、昭和11年5月12日、旧碓氷峠の山中で道に迷い、さまよい歩いた時の句である。
一人てくてく歩いていますと、景色は変り、あちらこちらに谷水が流れまた滝にも出あいます。

通り過ぎてシンとした森などに入り水音から遠ざかり、またひとつ新たな水音が聞こえてくる。
山歩きをする方には、この句の情景がよくわかるでしょう。

なにしろ三頭火は、いつもひとりで放浪の旅です。笠をかぶり粗末な法衣に草鞋(ワラジ)ばきです。
遠くなり近くなる水音は、山道を歩く孤独を慰めてくれると同時に、一人ぼっちの孤独をかみ締めたのに違いありません。

ひとり、あるがままの自然と孤独を愛する「たぬち庵爺さん」のお気に入りの一句です。



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posted at 22:45
Comment(2) | TrackBack(0)
カテゴリー:自由律俳句
エントリー:山頭火
この記事へのコメント
山頭火の句は、短い文中に情景がギュッと詰まっていますね。

碓氷峠は近所です。
この辺りは今でも険しい原生林が広がっています。
Posted by 埋けメン at 2009年12月12日 00:41
埋けメンさん、こんばんは。
碓氷峠の近くにお住まいですか。きっと良い環境のところなんでしょうな。

私は山陰・鳥取市から山陽側・津山市まで1時間ばかりかけて、頻繁に里帰りします。やはり中央あたりは黒尾峠という峠越えをします。

昔はつずら折れのカーブが多く、大変な難所でしたが改良されて、今はいい道路になりました。時折、廃止になっている旧道の深い森などに入って、好きな三頭火の句に浸る場所を探し、カメラに収めます。

この峠のあたりは「智頭杉」で有名なところで「サントリーウィスキー」の樽の一部(蓋)の材料に、ここの杉が使われています。

それじゃ、また。コメントどうもありがとうございます。   たぬち庵
Posted by たぬち庵 at 2009年12月12日 19:09
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