あと1年あまり、65歳になったら、
現役引退をする予定だ。
病(脳梗塞)に倒れてからは、仕事は
できなくなった。
現世での暮らしは、77歳に設定しているが
ちょっと無理かも知れないねえ。
現役引退後は、趣味の読書をして過ごすことになる
ひとりで、周りに迷惑をかけないでねえ。
若いころから読んだ本をじっくりと読み返すつもりだ。
昔、尊敬する会社の先輩から「給料の1割は本を買って読め。」
と教えられたことを今でもかたくなに守っている。
わずかの年金だけが頼りであるが、これだけは今後も
ずっと続けるつもりだ。
と言っても今は、雀の涙ほどの実入りだから
たかが知れてはいますがね。
実家の二階にも、箱に詰めた蔵書が眠っている。
母が生前「戸の建てつけが悪くなったから、
重たい本を何処かへ移したらどうか。」といっていたな。
長男である私が、よその国へ持って行って
そこでゆっくり読み返すなどとはと言えず
そのうち離れにでも移すからと言っておいた。
これらを海の向こうの浜辺の村に運ぶことにしている。
かなりな量になるから、20フィートのコンテナで運ぶことになる。
結構な運搬代金になるなあ。 生きている間に、読み終えるかな。
それもわからないが、とりあえずそんな計画を立てている。
荷づくりもボチボチ、はじめてはいるんですがね。
そんなわけで、毎日たのしみながら、終の棲家の準備に
にいそしんでいる今日このごろってところです。