内閣官房参与に任命されていた、小佐古敏荘東大教授(放射能安全学)
が29日突然辞任した。【辞意表明文】 画面中ほどに掲載。
3月16日、福島原発事故の直後に要請されて内閣参与になった人です。
原発事故・放射能汚染対策のために、助言を期待されての人事だった。
「今回の原子力災害で、
官邸の対応は場当たり的だ。」
http://www.youtube.com/
embed/1DQfFR4NsZM
「提言の多くが受け入れられなかった。」
(4月30日読売新聞)
と政府批判をして辞めた。
立派な方です。お飾りの名誉な地位に甘んじる方ではありません。
登用になり、今までの考えを豹変させるような輩とは違います。
各紙が菅政権は、一層窮地に追い込まれることになるだろう
と一斉に書いているのも当然のことですが。
これは、菅政権に与える政局的な衝撃のことだけをいっているんです。
より深刻なことは小佐古参与は、政府が小中学校の屋外活動を制限する
限界放射線量を年間20ミリシーベルトに決めたことについての
次の言葉に大きな意味がある。
「年間20ミリシーベルト近い被曝をする人は、原子力発電所の放射線
業務従事者でも極めて少ない。
この数値を小学生らに求めることは、
私のヒューマニズムからしても受け入れがたい・・・(これを)容認
すれば私の学者生命は終わる。」 と語った。
これは衝撃的な発言です!。小佐古参与の辞任発言により、
父母の抱く放射線不安は更に高まるだでしょう。
政府の放射線対策が人命軽視ではないのか、という疑念が湧く。
まさに人命を軽視する「殺人内閣」と言わなければならない。
管首相は原発事故が起きて間もない頃、作業員の被曝許容限度を
引き上げた。
放射能被曝の危険性を少なく見せるため、ルールをなし崩し的に
変えるという。驚くべき手法を平然としてやる男だ。
放射能基準値の決定が、菅首相の保身の為のなせる業であれば
菅首相は、国民はもとより全世界から批判されるべきだ。
もし菅首相の知らないところで、官僚たちが放射線の基準値を決めている
のなら菅首相の指導力は、全く無いに等しい。
いずれにしても、放射線被害に関する数値について
国民に疑念を持たせるようなことばかりを繰り返している。
首相を辞めさせるリコール投票があるなら、一日でカタがつくでしょう。
カアちゃんは初め「あんたが、総理大臣になって、何ができるのよ!」
と言っていた。
官房機密費やらで、高級料理や高級ワインをタダで飲み喰いできて、
セレブの暮らしに慣れてきたら「石にかじり付いても、やるべき!」
と檄をとばした。
本人は「支持率が1%になっても、断固としてやり遂げる。」
初め私は、いや多くの国民は冗談で言ったのだろうと思っていた。
家に帰って目を吊り上げた「カアちゃんの言葉。」ほど
怖いものはありませんが・・・。
この空き管夫婦の家庭事情に左右される
日本国民の不幸は、「世界一の最大不幸」です。
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