福島原発事故周辺の住民の皆様は、20〜30Kmにも自主避難がやっと
発せられた。禍根を残さないためにも一刻も早く避難されるよう決断を願いたい。
福島原発事故の記者会見や報道で、放射能や放射性物質の影響について
「ただちに人体に影響はない」数値だといいます。
この言葉は、枝野官房長官の専売特許になってしまった。またこんなことも
断言している。
「福島はチェルノブイリにはならない。」 と。
何の根拠もなく、平気で嘘をいう現内閣の閣僚たちはとても信じられる
ものではない。
東京電力も原発安全保安院も、テレビの解説者も、御用学者も、
さらには自治体の職員まで、全てこれに類した言い方をしている。
これほどいい加減な言葉はないのに! これほど誤魔化した言葉に、国家がお墨付きを与えた
だから他のものがいくら使ってもいいんだと、みなそう思っているようだ。
「ただちに人体に影響はない。」これは罪深い言葉だと思いせんか。
ほんとうにそうだと言えますか。ただちにはいつまでの事なのでしょう。
「この毒薬はゆっくり効いてきますから、直ちには死にません。」と
言われて安心する人がいるのでしょうか。
聞くものにとって、この先自分の命とどう係るかを一番知りたいのに、
事実を報道しているように聞こえるが、実は何もほんとうのことを伝えていない。
ある意味、最も悪質な言葉で、詐欺師の常套句と同じです。
チェルノブイリの原発事故でも、ソビエト政府が言っていたそうです。
「大したことじゃありません。万が一のため身の回りのものを持って避難して下さい。
3日もすれば、帰ってきて以前のような生活に戻れます」とねえ。
以来、何年たっても、いまだチェルノブイリの住民は元の家に帰ることはない。
そこでの生活は、命に関わる放射能汚染があるからです。
チェルノブイリ原発事故を体験した歌手のナターシャ・グジーさんの
語った原発事故のその後と、彼女の歌を福島原発事故周辺の被災者の方と
心痛める多くの人々に贈ります。
クリックして映像を見る! ↓ ↓ ↓
http://www.youtube.com/embed/ry_WACFd8Ds?rel=0
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それでもなお、原子力は人類にとって、必要不可欠なものでしょうか。早く、ドイツ政府は原子力開発と決別する決断をした。
日本政府は原子炉発電所を見直す姿勢は一切見せていません。
日本の原子力発電技術をアメリカのオバマ大統領がクリーンエネルギー開発で
雇用や経済の立て直しの目玉政策に取り上げた矢先の大震災と原発事故の発生だった。
放射線の被曝被害はこの先、どこまで拡大していくのか、誰にもわからない。
いくら立派な学者の言葉も、ただ今の事象を語っているだけです。
国民もみな分かっているのです。政府やマスコミは、今起こっている事実を国民に
知らせることが必要なのです。
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