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2011年01月24日

排ガス好きやねん



「排ガス好きやねん」という名の植物をご存じですか。
1992年に広島大学の研究グループが作りだしたものです。



排ガスは大気汚染のもとになる二酸化窒素を大量に含んで
いることはよく知られています。


排気ガス.jpg



同グループはバイオテクノロジーを駆使して、この二酸化窒素をすって
生き生きと育つ植物を誕生させたというのですからスゴイものです。

どういう風にしたか簡単にいうと、排ガスに晒される交通量の
多い中央分離帯で元気に育っている植物を多数採取します。

それで効果の期待できる植物の遺伝子を巧みに組み合わせて
分離帯などに景観がよくにあう「シロイヌナズナ」のDNAに組み込んだ。



シロイヌナズナは白い可憐な花を咲かせます。

シロイヌナズナの花.jpg


この結果、「排ガス好きやねん」が生まれたということです。
名前もたくましそうで、頼もしいかぎりです。

当時の毎日新聞で大きく取り上げられていましたが、これらは
いわゆる遺伝子組み替えの「F1品種(一代雑種)」なんですな。


つまり、とれた種を蒔いても同じものは生まれてこないという訳です。
大気汚染を防いでくれる雑草だからいいのですが。

これが野菜全般だったら、どうなると思います?。
大きくて見栄えのいい野菜や、乾燥や病気に強い穀物の種がでまわっていきます。


しかも極端に安価な海外から、大量にそんなものがはいってきています。
伝統野菜は全く立ちうちできなくなってしまうんです。

今は関税でかろうじて調整が効いてはいますが、現政府はこれを
撤廃して景気の浮揚をと、アメリカの仕組んだ「TPP」に参加するのに躍起なっています。


そうにでもなれば、日本の畑からは安全で美味しい伝統野菜は消えていくことでしょう。
今現在でも、鳥取市内にあるホームセンターの棚には、米国産のトウモロコシの種、

中国産のトマトの種など野菜の種袋がズラリと並んでいる。
いずれも生産地はインド、タイ、フィリピンと殆どのものが海外産のF1品種です。

主要なFI品種はアメリカなどの多国籍企業が知的所有権を持っています。
野菜についても将来はいずれそうなります。


だから「TPP」参加は安い農産品を手に入れ、貿易振興と引き換えに日本の伝統文化を
売り渡す、いや食文化にいたっては消滅させることにもつながりかねません。

だから私はいつも思うんですが、和菓子をいただくときほんとうに「和菓子」
と言ってもよいのだろうかと疑問に思うことがある。



ずいぶんと話が本題とズレてきましたな。「排ガス好きやねん」
そうなんです。遺伝子組み替えやバイオテクノロジーだけに頼るのは危険です。

大自然とともに太古の昔から、人々と深く関わり、愛される野菜や樹木。
写真をとくとご覧いただきたい。



寒冷地には育ちませんが、杉の木などよりも二酸化酸素を50倍も吸収する
マルンガイ(西洋わさび)の木です。
←クリックしてさらに見る!


マルンガイの木.jpg



品種改良程度で日本中の街路樹にも使えそうです。
温暖化を防ぎ、地球と人の健康に 貢献する魔法の木。

「マルンガイ」(日本名:西洋わさびの木)は、
成長過程でCO2を一般の植物の20倍(杉の50倍)も
吸収することから地球の温暖化阻止の植物として最近、特に注目されています。


※■排気ガス
ガソリンが完全に燃焼すれば、排気ガスからは無害な二酸化炭素と
水、および空気中の窒素が排出されます。しかし、実際は運転状態により
燃焼状態が変化し、有害な一酸化炭素、炭化水素、窒素酸化物を排出しています。


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たぬち庵 【 思い出のミュージック・ルーム 


"心に残る歌は、
時空を超えて
記憶の彼方へと誘ってくれます
。"








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山下久美子.jpg
リゾートの島・セブの工房でひとつひとつに心をこめたハンドメイクの作品です。
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伝統のデザインと斬新な若者向きのデザインのものも手掛けています。
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アジアン家具の店・Four−Leaf 店長 山下久美子 
 

four-leaf.jpg


ラタン応接セット.jpg
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カテゴリー:社会
エントリー:排ガス好きやねん
2011年01月16日




私の住む町は

すっかり雪に閉じ込められてしまいました



雪の画像 004.jpg



今日は、何もしないで

ぼんやりと すぎ去った昔の思い出とともにすごそう。



温かいコーヒーをいれますから、

少し付き合って くれませんか。



いやいや、何も話さなくて いいんですよ。

なつかしい レコードをお聞かせしますから



ええ ええ、わかっていますよ。

コーヒーはブラックでしたな。





"心に残るミュージックは、時空を超えて記憶の彼方へと誘ってくれます。"

たぬち庵 【 思い出のミュージック・ルーム 




posted at 13:32
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カテゴリー:エッセイ
エントリー:
2011年01月10日

安い果物

バナナを見なおそう。

近頃は果実としてのバナナの地位はかなり低いものとなった。
「安い果物」のイメージが定着しているのかも知れません


バナナの花.jpg


子供たちも「バナナだよー!」と言ってもとくに喜ぶというほどでもなくなった。
団塊世代が子供のころは、それはもう大変な高級品でありました。
一般家庭では、病気になった時か、遠足の時くらいしか食べられなかった。


フィリッピンなど発展途上国の栽培農家が多国籍企業に安い現地価格で
搾取されている。あるいは大規模プランテーションで不当に安い労働単価で
雇われ、農薬でただれた手で働いている現状もあります。


大量にコンテナ輸送で入ってくるから、円高ということもあり
とくに安くなっています。

コンテナ.jpg



そういった中、バナナの持つ「免疫増強作用」が大きく脚光を浴びている。
バナナはデンプンの含有量が一果実としては驚くほど多い。


たんぱく質や糖質、様々な無機質のやビタミンなども豊富なうえに
その栄養素をすばやくエネルギーに転換してしまう性質を持ち合わせる。


これらの性質から筋肉を興奮させ、瞬発力や持続力を大幅アップしてくれる。
免疫力の高め、スポーツや体力を必要とする労働にもってこいの果実なのです。


まだ青いバナナ。輸出直前はこの程度の
青さ加減で収穫する。青酸ガスなどで殺菌を施しコンテナ積みされる。



未熟のバナナ.jpg

選別、荷積み、検疫、出港待ち、海運、市場、
そして店頭に並ぶ頃には、あの黄色に輝くバナナに変わってきます。




朝、時間が無くてとても食事などできない、などという時は是非バナナ一本を
食べてから出かけましょう。




原産地のバナナ。木の上で完熟したバナナは
日本のデパートで買ったものとは、別の果物と思しき、滋味なる味わいがする。


バタンガスのバナナ.jpg




手で簡単に皮がむけて、すばやく食べられるバナナ。忙しい現代人には
ぴったりの果物と言えます。バナナを見直そうではありませんか。


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 バナナはコンテナにより、大量輸送することでコストは飛躍的に下がった。
1950年代の中ごろ、それまで行われていた荷役作業は「コンテナ」の発明により
世界の流通は一変し、国際貿易はかつてなかった地球規模での大発展を遂げた。

同じころ、イギリスの小さな港町リバプールで、ロックンロールを始めた若者たち
が結成したグループが誕生した。後の世界中を席巻した「THE BEATLES」。
その後の世界を変えたのは「船に積む箱」と「4人の若者グループ」であったといえる。



"心に残るミュージックは、時空を超えて記憶の彼方へと誘ってくれます。"

たぬち庵 【 思い出のミュージック・ルーム 




posted at 19:05
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カテゴリー:栄養
エントリー:安い果物
2011年01月08日

臭い話



臭いを過敏なまでに、気にする人たちが急増しているそうです。

体臭や口臭はもちろん、ありとあらゆる臭いが気になって
仕事も手に付かないというのは、困ったものですが。


特に近年喫煙者のタバコの臭いと健康被害は総攻撃の対象となっています。
愛煙家は、社会のあらゆる場所から締め出しをくらっています(泣!)。




タバコ発祥の地といわれる中央アメリカ
マヤ文明などの時代は神様もお吸いになっていたといわれる。


タバコを吸うマヤの神様のレリーフ

マヤ文明の神.gif


メキシコの中央高地の原住民族では、タバコは神事・祭事の折に
神々に捧げる香として、戦勝祈願の占いの折の供物や病気治療の医薬として
用いられたそうです。

アラブの偉いお坊さんといい、マヤの神様といい誠によいものを
普及して下さったと感謝しますが、現世をのぞいてビックリして
いらっしゃることでしょう。




今の世の中には、臭いに過敏な人のために、知恵を絞って
考え出された様々な消臭用の健康アイテムが沢山ある。


飲んだり食べたりすれば、口臭や体臭が抑えられるというもの。
特によく売れているという加齢臭対策のサプリメントなど。




加齢臭に非常に効果があるといわれる石鹸が大ヒットしていますが
私のお気に入りで、無添加・無農薬、南国のハーブで作られた石鹸。

モリンガハーブ石鹸


モリンガハーブ石鹸.jpg





そうした健康アイテムによくつかわれているのがオリゴ糖や乳酸菌など。
そのほかにも、食物成分も大きな働きをしているそうです。


あるメーカーの製品には柿の葉やヨモギの葉に加えシソ、杉、松など
35種類もの植物から150種類の有機化合物をブレンドしている。


こうした成分の働きで、腸の中でつくられる悪臭成分の発生が
抑えられるといいます。


もともと樹木には臭いの成分を消す働きがあることはよく知られています。
臭いを消すという健康食品は、この作用をうまく利用した製品です。


科学物質は使っていないから、身体にも悪い影響はないということです。
実際に使っている人は「効果がある。」といいますから試してみるとよい。


人間が生きているかぎり、全く臭いをなくすのは不可能なこと。
悪臭をプンプンさせても平気という人はともかく、


あんまり臭いを気にしすぎるのもどうかと思うのですがねえ・・。
ましていい年の爺さんが、キツイ香水などで誤魔化すのも感心しません。


しかしながら、 「ケチ!」と「クサイ男!」 は何処の国でも、いちばん嫌われるのは確かなようです。





大自然の爽やかな風の香りを感じさせる、今日の音楽です


posted at 20:52
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カテゴリー:エッセイ
エントリー:臭い話
2011年01月04日

ブログ文化


お正月には、毎年新たな希望と計画をたてますがが
三日坊主になってしまい、実行がともなわないことが多い。

仕事のプランの目標達成と、、ブログの更新回数もふやして
ゆきたいと初詣で祈願を致しました。


少年時代から、元旦には初詣に欠かさずこのお社に一人で出かけます。
津山「鶴山城」の東正面の石山の中腹にある、名も知れぬ「不動明王」を祭る小さなお社。

波切不動.jpg


ブログはすでに一つの文化となっていると言えます。

とても充実したいいブログがたくさんあって、お気に入りの
ブログを全部見ていくのにはとても時間が足りませんねえ。


ゆっくり時間をかけて読み込むとそれぞれ個性が出ていて楽しい。
私は、中でもやはり時代を共有した方の含蓄のあるものに共感を
覚えます。


暮れに「ある方のブログ」に遭遇し、古き良き昭和の心に触れ感動した。


高校受験の勉強をしながら、よく聞いた大好きだった当時のヒット曲が
貼り付けてあり、思わず涙がこみ上げてきた。


あらためてインターネットの力と、ブログ文化の深さを知った。


年取ったら涙腺が緩んでくるのも確かだが、名も知らない全く関わりのなかった
人を泣かせてしまうというスゴさがあります。


同じころによく聞いた音楽です。
【カスケーズの悲しき雨音】
Listen to the rhythm of the falling rain,
Telling me just what a fool I've been.
I wish that it would go and let me cry in vain,And let me be alone again.






新聞やテレビなどのマスコミの情報も豊かな情報を伝えるが、
ブログは個人の生の体験や感性を匿名というオブラートで包んだ真実がこめられている。


戦後、日本の民主主義を推し進めてきた政治と、世論を醸成させたマスコミなどの
隠された真実や手法も、有能なブログの書き手によってその姿が露わになってきた。


ブログ文化は将来、政治や報道、その他さまざまの分野で大きな役目を果してゆくことでしょう。


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posted at 20:29
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カテゴリー:エッセイ
エントリー:ブログ文化
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